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2020/07/29

院長ブログ

唇ヒアルロン酸とは?その効果と注意点について



唇ヒアルロン酸をご存知でしょうか?

最近とても人気がある施術ですが、ヒアルロン酸とはどのような成分なのか、また、その効果や安全性に問題ないのか? ヒアルロン酸注射を受ける前にきちんと理解をしておきましょう。


ヒアルロン酸は本来人の体、特に皮膚にあるもので、美容成分として、または関節のクッションとして、美容クリニックや病院で利用されています。

 

 

ヒアルロン酸はムコ多糖類というゼリー状の物質で、元々人間の体内に存在していて強い粘り気や弾性を持っています。

 

人間の皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織となっていますが、ヒアルロン酸は主に真皮に含まれていてコラーゲンの弾力性を高め、コラーゲンやセラミドとともに3大保湿成分の一つとしてエイジングケアでも人気の成分です。

 

ヒアルロン酸の高い保湿力はヒアルロン酸自体の質量の600倍(1g6ℓ)の水分を蓄えるほどで、乾燥した空気の中でも水分を逃がさず肌の潤いを保つために必要な成分です。

 

ですが、体内のヒアルロン酸は20代をピークに30代から減りはじめ、40代から急速に減り60代ではピークの25%まで減ってしまいます。そのため歳を重ねていくと十分な水分を保持できず、真皮が乾いてスカスカになり表皮も支えられなくなることで、シワやたるみが目立ってきます。

 

ヒアルロン酸を効果的に摂る対策は?

 

体内のヒアルロン酸を減らないようにするためには普段からの対策が必要です。どのような対策があり、効果はどれくらいなのでしょうか?

 

  食べ物での対策


ヒアルロン酸は手羽先やスッポン、フカヒレなどゼラチン質の多い食べ物に含まれ、またサプリメントでも補給できます。

 

ですがヒアルロン酸の経口摂取による美肌効果に関しては、今のところ科学的には実証されておらず、専門家の見解も分かれています。仮に経口摂取に効果があるとしても、ヒアルロン酸が多い食べ物が日常食べるものではないため、大きな効果を期待するのは難しいでしょう。

 

  スキンケア・化粧品での対策


 

最近ではヒアルロン酸が含まれているスキンケアもたくさん販売されています。

 

ですが、スキンケアに配合されているヒアルロン酸は人工的に作られたもので分子量が100万以上と非常に大きく、ヒアルロン酸が多く存在している真皮にまで届かないため本来の効果は期待できません。

 

実際にはスキンケアや化粧品に含まれているヒアルロン酸は真皮に存在しているヒアルロン酸と同じ効果は期待できないものの、肌の表皮の上に留まって肌の潤いをキープする働きはあります。

 

ただし、ヒアルロン酸が肌の表面に留まっている間だけしか効果がなく持続性はありません。

 

ヒアルロン酸注射


ヒアルロン酸の効果が最も期待できるのは「ヒアルロン酸注射」です。ヒアルロン酸を真皮の部分に注入して肌組織の水分量を増やし、柔軟性をもたらします。

 

注入したヒアルロン酸はもともと真皮に存在しているヒアルロン酸と融合し、皮膚を膨らませて弾力とハリをもたすことでたるみを改善します。また溝になっている部分を隆起させることで、しわやほうれい線、マリオネットライン目立たせないようにします。

 

さらに最近は唇へのヒアルロン酸は「唇のハリがなくなってきた」と悩む方や「唇をぷっくりとボリュームアップさせたい」と望む女性に人気がある施術です。

 

ヒアルロン酸注射の安全性とリスク

 

先程も説明した通り、ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分なのでアレルギーを引き起こす可能性が低く、安全性の高い方法として知られています。

 

ですが、必ずしもヒアルロン酸注射は簡単で、100%安全というわけではありません。腕の未熟な医師により注射された場合に内出血が生じたり、血管にヒアルロン酸が入って血流障害が生じたりすることもあります。

 

このようなリスクを避けるためにはヒアルロン酸注射に精通している熟練の医師の施術を受けることをおすすめします。

 

クリニックDoの唇ヒアルロン酸注射の特徴


 

使用するヒアルロン酸

 

クリニックDoならではの唇に最も適した2種類のヒアルロン酸をそろえてあるので、術前にどういう感じの唇にしたいかをお聞きし、相談の上、選択ができます。

 

メリハリと立体感を出し口角をアップしていきます。術後しっとりとしたうるおい感となめらかでふっくらしたボリューム感をタイムラグなしに感じられるように施術します。

 

痛みについて

 

用意してあるヒアルロン酸は製品自体に麻酔が含まれており、注射時の痛みを軽減しています。また、針を挿入する速度や注入の速度が痛みのもとになるので、クリニックDoでは痛みができるだけ少ないように施術します。他院では痛かったけどクリニックDoではあまり痛くなかったという声を多く聞きます。

 

経過

 

ヒアルロン酸注射の効果持続期間はメーカー表示では6~12月です。

注射直後はヒアルロン酸が周囲の水分を吸収して若干の腫れ感がでますが、2~3日程度でほぼ落ち着きます。その後はしっとり、プルプルとした上質なやわらかさが続きます。施術直後より満足感を得られます。

 

最後に

ヒアルロン酸は食べ物やスキンケアではほとんど効果は期待できません。多少効果があるとしても一時的なものになります。

 

一番高い効果が期待できるのはヒアルロン酸の注入です。たるみやしわにお悩みの方、唇ヒアルロン酸に興味がある方や心配な点がある場合は、ぜひカウンセリングから受けてみることをおすすめします。



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この記事の監修

クリニックDo 田園調布院長 本庄達哉




経歴

外科医として大学病院で15年勤務後、ロンドンでGPとして勤務。
帰国後インターナショナルクリニック、大手美容外科などにて研修後、
クリニックDo開設

 

 

 

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